【医学・臨床】ユーカリやタイム配合のエッセンシャルオイルカプセル、急性呼吸器症状への有効性を検証する臨床試験が登録
チュニジアのスファックス大学等の研究チームにより、咳や痰、疲労感を伴う急性呼吸器症状の患者を対象に、複数の精油を配合した経口カプセル「Ubiotique」の有効性と安全性を検証する無作為化比較試験(RCT)の詳細が発表されました。
本試験では、ユーカリ(20mg)、タイム(20mg)、シナモン(10mg)、ラベンダー、ウィンターサボリー、ティーツリー、クスノキの精油を配合したカプセルを使用。救急外来を訪れた急性呼吸器症状の患者に対し、標準治療に加えて1日3回、10日間にわたり服用させ、プラセボ群との症状改善度や安全性を二重盲検で追跡します。精油の持つ抗菌・抗炎症作用を医薬品レベルで標準化・検証する試みとして、医学界から注目を集めています。
お勧め・編集部ボイス
風邪の引き始めや喉のイガイガにユーカリやタイムが良いことは、アロマの知識として知っていましたが、このように複数の精油を組み合わせたカプセルが医療機関の臨床試験で本格的に検証されるデータには驚きました。ハーブやアロマが「気休めの民間療法」ではなく、科学的根拠に基づいた補完医療として進化していることを実感します。40代になると免疫力の低下や長引く不調に悩むことも増えるため、副作用のリスクが少ない天然由来のメディカルアロマが、将来的に選択肢として日本の医療現場にも定着してくれることを切に願います。